旅愁(りょしゅう)は日本の詩人である犬童球渓が明治40年(1907年)に詞を訳した翻訳唱歌である。 1907年8月に発表された音楽教科書「中等教育唱歌集」で取り上げられて以来、日本人に広く親しまれてきた。原曲はジョン・P・オードウェイ(John P. Ordway)による“Dreaming of Home and Mother”(家と母を夢見て)という楽曲である。2007年(平成19年)に日本の歌百選の1曲に選ばれた。 中国や台湾では、李叔同の作詞により『送別』の題で広く知られていて、中学校で教えられている。日本と同様にアメリカ音楽だと気がつかない人も多い。1982年の中国の映画『北京の思い出(城南旧事)』(沈潔主演)でも劇中歌として使われた。李叔同は1907年当時日本留学生で東京音楽学校に在籍していたから、日本でこの曲に接し中国語で作詞した可能性がある。2022年2月20日、北京オリンピックの閉会式でこのメロディーが使用された。

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  • 旅愁(りょしゅう)は日本の詩人である犬童球渓が明治40年(1907年)に詞を訳した翻訳唱歌である。 1907年8月に発表された音楽教科書「中等教育唱歌集」で取り上げられて以来、日本人に広く親しまれてきた。原曲はジョン・P・オードウェイ(John P. Ordway)による“Dreaming of Home and Mother”(家と母を夢見て)という楽曲である。2007年(平成19年)に日本の歌百選の1曲に選ばれた。 中国や台湾では、李叔同の作詞により『送別』の題で広く知られていて、中学校で教えられている。日本と同様にアメリカ音楽だと気がつかない人も多い。1982年の中国の映画『北京の思い出(城南旧事)』(沈潔主演)でも劇中歌として使われた。李叔同は1907年当時日本留学生で東京音楽学校に在籍していたから、日本でこの曲に接し中国語で作詞した可能性がある。2022年2月20日、北京オリンピックの閉会式でこのメロディーが使用された。 (ja)
  • 旅愁(りょしゅう)は日本の詩人である犬童球渓が明治40年(1907年)に詞を訳した翻訳唱歌である。 1907年8月に発表された音楽教科書「中等教育唱歌集」で取り上げられて以来、日本人に広く親しまれてきた。原曲はジョン・P・オードウェイ(John P. Ordway)による“Dreaming of Home and Mother”(家と母を夢見て)という楽曲である。2007年(平成19年)に日本の歌百選の1曲に選ばれた。 中国や台湾では、李叔同の作詞により『送別』の題で広く知られていて、中学校で教えられている。日本と同様にアメリカ音楽だと気がつかない人も多い。1982年の中国の映画『北京の思い出(城南旧事)』(沈潔主演)でも劇中歌として使われた。李叔同は1907年当時日本留学生で東京音楽学校に在籍していたから、日本でこの曲に接し中国語で作詞した可能性がある。2022年2月20日、北京オリンピックの閉会式でこのメロディーが使用された。 (ja)
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  • 旅愁(りょしゅう)は日本の詩人である犬童球渓が明治40年(1907年)に詞を訳した翻訳唱歌である。 1907年8月に発表された音楽教科書「中等教育唱歌集」で取り上げられて以来、日本人に広く親しまれてきた。原曲はジョン・P・オードウェイ(John P. Ordway)による“Dreaming of Home and Mother”(家と母を夢見て)という楽曲である。2007年(平成19年)に日本の歌百選の1曲に選ばれた。 中国や台湾では、李叔同の作詞により『送別』の題で広く知られていて、中学校で教えられている。日本と同様にアメリカ音楽だと気がつかない人も多い。1982年の中国の映画『北京の思い出(城南旧事)』(沈潔主演)でも劇中歌として使われた。李叔同は1907年当時日本留学生で東京音楽学校に在籍していたから、日本でこの曲に接し中国語で作詞した可能性がある。2022年2月20日、北京オリンピックの閉会式でこのメロディーが使用された。 (ja)
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  • 旅愁 (唱歌) (ja)
  • 旅愁 (唱歌) (ja)
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