『悪魔の発明』(あくまのはつめい、Face au drapeau)は、ジュール・ヴェルヌが1896年に発表したSF小説である。ヴェルヌ最後の名作とも称される。原書の挿絵はレオン・ベネット。 原題 "Face au drapeau" は「国旗に向かって」の意。1950年代、チェコのカレル・ゼマンによって "Vynález zkázy" (致命的な発明/破滅的な発明の意)として映画化された。この映画は日本にも紹介された。その際のタイトルは直訳の『悪魔の発明』であり、映画が先に有名になったため、小説版の日本語題も『悪魔の発明』が一般的となった。