『悪の法則』(あくのほうそく、原題:The Counselor)は、リドリー・スコット監督、小説家のコーマック・マッカーシー脚本による2013年のスリラー映画。出演はマイケル・ファスベンダー、ブラッド・ピット、キャメロン・ディアス、ペネロペ・クルス、ハビエル・バルデムらである。物語は、問題を抱えたシウダー・フアレスとテキサスの国境地帯を中心に展開し、テーマとして欲、死、そして人間の原始的本能とそれらの結果を扱っている。また、本作ではニーチェが唱えた、善対悪、獲物対ハンター、道徳外などを色濃く扱っている。 タイトルの「counselor」は、英米法(コモン・ロー)における「法廷弁護士」を意味するが、アメリカの司法制度では法廷弁護士と事務弁護士は基本的には区分されておらず、日常語としては単に「法律顧問」の意味で用いられることが多い。 刺激的に強い殺傷出血、肉体損壊、性愛描写と麻薬喫煙の描写が含まれているため、映倫でR15+指定になった。