『快中尉』(かいちゅうい、原題:The Trail of Hate)は、1917年にアメリカで公開されたサイレント映画。現在は失われた映画と認識されている。アメリカ西部とフィリピンにそれぞれ駐留する2人の陸軍将校の個人的な軍功争いを描いた物語である。 この企画は当時まだ「ジャック・フォード」とクレジットされていたジョン・フォードが企画した。この短編映画はジョン・フォードのフィルモグラフィとされており、2作目の監督作品である。フォードはさまざな情報源で脚本としてクレジットされている。しかしながらフォードの伝記作家の何人か特にピーター・ボグダノヴィッチはこの映画の脚本、監督はフォードの兄であるフランシス・フォードであるとしている 。