『役の行者』(えんのぎょうしゃ)は、坪内逍遥作の戯曲。1913年に初稿ができたが出版されず、1916年に改稿版の『女魔人』が出版され、これが1917年に再び『役の行者』と改名され出版された。劇としての初演は1926年(大正15年)であり、小山内薫演出により築地小劇場で上演された。 修験道の開祖、役の行者小角を描いた作品。