『弘知法印御伝記』(こうちほういんごでんき)は、即身仏となった弘知法印の伝説を基にした説教浄瑠璃。1685年(貞享2年)刊の絵入り本が1963年(昭和38年)にイギリスの大英博物館で発見され、世に知られた。江戸時代初期に演じられた古浄瑠璃の一つで、正本は(江戸時代前期の説経節太夫)によるもの。は「越後国柏崎」(えちごのくにかしわざき)、内題は「弘知上人」。