『弐臣伝』(じしんでん)または『欽定国史弐臣表伝』とは清の正史(欽定の史書)の1つであり、明から清へ鞍替えした120人(父兄の附としてリストされる3人を含めると実数は123人)の漢人の官僚の伝記である。「弐臣」とは「二朝に仕えた節操のない臣」のことで、当時は投満の漢奸を指す言葉である。甲類と乙類の2巻からなる。