式インデックス(しきインデックス、英: expression index)または関数インデックス(英: function-based index)は関係データベース管理システムで用いられるインデックスの中で、列の組み合わせの代わりに任意の式の結果をキーとするものを指す。式インデックスを使うと、テーブルに格納された実際のデータとは異なるキーでの検索が可能になる。 式インデックスの一般的な使用例として、大文字小文字を区別しない検索または一意性制約がある。例えば、ユーザ名を大文字小文字を区別せずに検索を行い、かつ入力されたユーザ名の大文字小文字を保持したい場合が挙げられる。この場合、小文字に変換して格納するだけは要件を満たせない。一意性制約のための UNIQUE INDEX は、大文字もしくは小文字に変換後のユーザ名 (user_name) に対して定義できる: CREATE UNIQUE INDEX idx_user_name_lower ON user_table( lower( user_name ) ); 検索クエリは 句に lower(user_name) を指定することで、このインデックスを使うことができる: SELECT user_id FROM user_table WHERE lower(user_name) = lower('Decibel');

Property Value
dbo:abstract
  • 式インデックス(しきインデックス、英: expression index)または関数インデックス(英: function-based index)は関係データベース管理システムで用いられるインデックスの中で、列の組み合わせの代わりに任意の式の結果をキーとするものを指す。式インデックスを使うと、テーブルに格納された実際のデータとは異なるキーでの検索が可能になる。 式インデックスの一般的な使用例として、大文字小文字を区別しない検索または一意性制約がある。例えば、ユーザ名を大文字小文字を区別せずに検索を行い、かつ入力されたユーザ名の大文字小文字を保持したい場合が挙げられる。この場合、小文字に変換して格納するだけは要件を満たせない。一意性制約のための UNIQUE INDEX は、大文字もしくは小文字に変換後のユーザ名 (user_name) に対して定義できる: CREATE UNIQUE INDEX idx_user_name_lower ON user_table( lower( user_name ) ); 検索クエリは 句に lower(user_name) を指定することで、このインデックスを使うことができる: SELECT user_id FROM user_table WHERE lower(user_name) = lower('Decibel'); (ja)
  • 式インデックス(しきインデックス、英: expression index)または関数インデックス(英: function-based index)は関係データベース管理システムで用いられるインデックスの中で、列の組み合わせの代わりに任意の式の結果をキーとするものを指す。式インデックスを使うと、テーブルに格納された実際のデータとは異なるキーでの検索が可能になる。 式インデックスの一般的な使用例として、大文字小文字を区別しない検索または一意性制約がある。例えば、ユーザ名を大文字小文字を区別せずに検索を行い、かつ入力されたユーザ名の大文字小文字を保持したい場合が挙げられる。この場合、小文字に変換して格納するだけは要件を満たせない。一意性制約のための UNIQUE INDEX は、大文字もしくは小文字に変換後のユーザ名 (user_name) に対して定義できる: CREATE UNIQUE INDEX idx_user_name_lower ON user_table( lower( user_name ) ); 検索クエリは 句に lower(user_name) を指定することで、このインデックスを使うことができる: SELECT user_id FROM user_table WHERE lower(user_name) = lower('Decibel'); (ja)
dbo:wikiPageID
  • 1866878 (xsd:integer)
dbo:wikiPageLength
  • 1391 (xsd:nonNegativeInteger)
dbo:wikiPageRevisionID
  • 83975770 (xsd:integer)
dbo:wikiPageWikiLink
prop-ja:wikiPageUsesTemplate
dct:subject
rdfs:comment
  • 式インデックス(しきインデックス、英: expression index)または関数インデックス(英: function-based index)は関係データベース管理システムで用いられるインデックスの中で、列の組み合わせの代わりに任意の式の結果をキーとするものを指す。式インデックスを使うと、テーブルに格納された実際のデータとは異なるキーでの検索が可能になる。 式インデックスの一般的な使用例として、大文字小文字を区別しない検索または一意性制約がある。例えば、ユーザ名を大文字小文字を区別せずに検索を行い、かつ入力されたユーザ名の大文字小文字を保持したい場合が挙げられる。この場合、小文字に変換して格納するだけは要件を満たせない。一意性制約のための UNIQUE INDEX は、大文字もしくは小文字に変換後のユーザ名 (user_name) に対して定義できる: CREATE UNIQUE INDEX idx_user_name_lower ON user_table( lower( user_name ) ); 検索クエリは 句に lower(user_name) を指定することで、このインデックスを使うことができる: SELECT user_id FROM user_table WHERE lower(user_name) = lower('Decibel'); (ja)
  • 式インデックス(しきインデックス、英: expression index)または関数インデックス(英: function-based index)は関係データベース管理システムで用いられるインデックスの中で、列の組み合わせの代わりに任意の式の結果をキーとするものを指す。式インデックスを使うと、テーブルに格納された実際のデータとは異なるキーでの検索が可能になる。 式インデックスの一般的な使用例として、大文字小文字を区別しない検索または一意性制約がある。例えば、ユーザ名を大文字小文字を区別せずに検索を行い、かつ入力されたユーザ名の大文字小文字を保持したい場合が挙げられる。この場合、小文字に変換して格納するだけは要件を満たせない。一意性制約のための UNIQUE INDEX は、大文字もしくは小文字に変換後のユーザ名 (user_name) に対して定義できる: CREATE UNIQUE INDEX idx_user_name_lower ON user_table( lower( user_name ) ); 検索クエリは 句に lower(user_name) を指定することで、このインデックスを使うことができる: SELECT user_id FROM user_table WHERE lower(user_name) = lower('Decibel'); (ja)
rdfs:label
  • 式インデックス (ja)
  • 式インデックス (ja)
owl:sameAs
prov:wasDerivedFrom
foaf:isPrimaryTopicOf
is dbo:wikiPageWikiLink of
is owl:sameAs of
is foaf:primaryTopic of