延恩侯(えんおんこう)は、明朝(1368年 - 1644年)の末裔が清朝(1644年 - 1912年)の諸侯に封じられた際に授けられた封号であり、世襲の爵位である。この封号の所持者は明の国姓の朱を名乗ったことから朱侯とも呼ばれた。延恩侯は春と秋に、北京の近くの明の歴代皇帝の陵墓で先祖を祀る祭祀を行った。