廣井 良典(広井良典、ひろい よしのり、1961年4月27日- )は、日本の学者。京都大学教授。専攻は公共政策、科学哲学。社会保障、医療、環境、都市・地域等に関する政策研究から、ケア、死生観、時間、コミュニティ等の主題をめぐる哲学的考察まで、幅広い活動を行っている。環境・福祉・経済を統合した「定常型社会=持続可能な福祉社会」を提唱。 『コミュニティを問いなおす』(ちくま新書、2009年)で第9回大佛次郎論壇賞受賞。『日本の社会保障』(岩波新書、1999年)で第40回 受賞。2008年第34回山崎賞受賞。『人口減少社会のデザイン』(東洋経済新報社、2019年)で第10回不動産協会賞受賞。