広徳寺(こうとくじ)は、滋賀県甲賀市水口町山上にある天台宗の寺院。山号は庚申山。本尊は青面金剛尊。「(山上の)庚申さん」と呼ばれる。 寺伝によれば、783年(延暦2年)に最澄が延暦寺建立の際、用材を求めて訪れたところ、山頂に光明輝き紫色の雲がたなびくのを見て、頂上に登ると、丈余の岩に稲妻が発し、その中に大青面金剛の霊姿を感得され、像を自作して祀ったのが始まりと伝わる。真鍮の始祖として江戸時代以降に真鍮関係者から信仰を集めた。 1616年(元和2年)、後述する山上村の藤左衛門が堂宇を再建した。2013年4月22日、漏電火災で本殿を焼失し、2017年3月末に再建した。 甲賀市の魅力ある風景である、であい・こうか八景の「甲賀の里を望む」、かつての水口町の観光水口八景の「庚申の秋色」に選ばれている。展望台があり、甲賀市を広く見渡すことができる。紅葉の名所として知られる。

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  • 広徳寺(こうとくじ)は、滋賀県甲賀市水口町山上にある天台宗の寺院。山号は庚申山。本尊は青面金剛尊。「(山上の)庚申さん」と呼ばれる。 寺伝によれば、783年(延暦2年)に最澄が延暦寺建立の際、用材を求めて訪れたところ、山頂に光明輝き紫色の雲がたなびくのを見て、頂上に登ると、丈余の岩に稲妻が発し、その中に大青面金剛の霊姿を感得され、像を自作して祀ったのが始まりと伝わる。真鍮の始祖として江戸時代以降に真鍮関係者から信仰を集めた。 1616年(元和2年)、後述する山上村の藤左衛門が堂宇を再建した。2013年4月22日、漏電火災で本殿を焼失し、2017年3月末に再建した。 甲賀市の魅力ある風景である、であい・こうか八景の「甲賀の里を望む」、かつての水口町の観光水口八景の「庚申の秋色」に選ばれている。展望台があり、甲賀市を広く見渡すことができる。紅葉の名所として知られる。 (ja)
  • 広徳寺(こうとくじ)は、滋賀県甲賀市水口町山上にある天台宗の寺院。山号は庚申山。本尊は青面金剛尊。「(山上の)庚申さん」と呼ばれる。 寺伝によれば、783年(延暦2年)に最澄が延暦寺建立の際、用材を求めて訪れたところ、山頂に光明輝き紫色の雲がたなびくのを見て、頂上に登ると、丈余の岩に稲妻が発し、その中に大青面金剛の霊姿を感得され、像を自作して祀ったのが始まりと伝わる。真鍮の始祖として江戸時代以降に真鍮関係者から信仰を集めた。 1616年(元和2年)、後述する山上村の藤左衛門が堂宇を再建した。2013年4月22日、漏電火災で本殿を焼失し、2017年3月末に再建した。 甲賀市の魅力ある風景である、であい・こうか八景の「甲賀の里を望む」、かつての水口町の観光水口八景の「庚申の秋色」に選ばれている。展望台があり、甲賀市を広く見渡すことができる。紅葉の名所として知られる。 (ja)
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  • 広徳寺(こうとくじ)は、滋賀県甲賀市水口町山上にある天台宗の寺院。山号は庚申山。本尊は青面金剛尊。「(山上の)庚申さん」と呼ばれる。 寺伝によれば、783年(延暦2年)に最澄が延暦寺建立の際、用材を求めて訪れたところ、山頂に光明輝き紫色の雲がたなびくのを見て、頂上に登ると、丈余の岩に稲妻が発し、その中に大青面金剛の霊姿を感得され、像を自作して祀ったのが始まりと伝わる。真鍮の始祖として江戸時代以降に真鍮関係者から信仰を集めた。 1616年(元和2年)、後述する山上村の藤左衛門が堂宇を再建した。2013年4月22日、漏電火災で本殿を焼失し、2017年3月末に再建した。 甲賀市の魅力ある風景である、であい・こうか八景の「甲賀の里を望む」、かつての水口町の観光水口八景の「庚申の秋色」に選ばれている。展望台があり、甲賀市を広く見渡すことができる。紅葉の名所として知られる。 (ja)
  • 広徳寺(こうとくじ)は、滋賀県甲賀市水口町山上にある天台宗の寺院。山号は庚申山。本尊は青面金剛尊。「(山上の)庚申さん」と呼ばれる。 寺伝によれば、783年(延暦2年)に最澄が延暦寺建立の際、用材を求めて訪れたところ、山頂に光明輝き紫色の雲がたなびくのを見て、頂上に登ると、丈余の岩に稲妻が発し、その中に大青面金剛の霊姿を感得され、像を自作して祀ったのが始まりと伝わる。真鍮の始祖として江戸時代以降に真鍮関係者から信仰を集めた。 1616年(元和2年)、後述する山上村の藤左衛門が堂宇を再建した。2013年4月22日、漏電火災で本殿を焼失し、2017年3月末に再建した。 甲賀市の魅力ある風景である、であい・こうか八景の「甲賀の里を望む」、かつての水口町の観光水口八景の「庚申の秋色」に選ばれている。展望台があり、甲賀市を広く見渡すことができる。紅葉の名所として知られる。 (ja)
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