左江花山の岩絵の文化的景観(さこうかざんのいわえのぶんかてきけいかん)は、中国南部の広西チワン族自治区に残る、700年以上に渡ってカルスト地形の断崖壁面に描かれた大規模な岩絵群を含む文化的景観である。これらの岩絵群はおよびその支流であるの岸壁に見られ、に含まれる岩絵もある。また、明江右岸は花山岩画風景区に指定されている。2016年7月15日にUNESCOの世界遺産リストに登録され、登録対象となった3地区38件の岩絵群は、崇左市の寧明県、竜州県、江州区、扶綏県に位置している。 なお、中国語: 岩画は「岩絵」のことである。日本語では「岩画」という熟語はあまり一般的ではないが、日本語文献でもこの遺跡を花山岩画(かざんがんが)として掲載しているものがある。