川上喚濤(かわかみかんとう)は、トキ保護の元祖。佐渡の文人。新潟県佐渡市和木の初代宮選戸長、県議などを務めた。主な功績は水産組合の設立、加茂湖のカキ養殖、弾崎灯台建設、竹の産業化、トキ保護の先駆など、地方産業と文化の振興に貢献した。孫に川上太左英(京都大学名誉教授)、孫婿に神蔵翠甫(書家)、中山輝也(起業家)がいる。