『屋根』(やね、Il tetto)は、1956年に公開されたイタリアの映画。ネオレアリズモ末期の作品の一つとして知られ、当時広まったローマの住宅危機とスラムでの住宅事情を背景に、新婚夫婦の住居探しを描いている。監督はヴィットリオ・デ・シーカ。主演には、児童用品店の売子だったとサッカー選手のという、当時共に素人だった人物が起用された。 第9回カンヌ国際映画祭にて、国際カトリック映画事務局(OCIC)賞を受賞した。