小串鉱山(おぐしこうざん)は、かつて群馬県と長野県の県境にある毛無峠の南東斜面にあった硫黄鉱山である。日本で2番目に大きな硫黄鉱山であった。1929年より北海道硫黄株式会社によって硫黄採掘を開始したが、1937年に山津波が発生し(後述)、1971年に閉山した。かつてこの地域には、最盛期には2,000人を超える人々が暮らしていた。