富士急平和観光株式会社(ふじきゅうへいわかんこう、FUJIKYU HEIWA KANKO CO.,LTD. )は、かつて存在した山梨県甲府市を拠点として主に貸切バス事業を運営していた富士急行の子会社である。また、中央高速バス甲府線の運行や笛吹市からの受託運行(旧芦川村営バス)等も行っていた。営業所記号は「K」を用いたが、これは富士急行甲府営業所を引き継いだためである。 富士急行本体から分社化された子会社ではなく、富士急行観光と同様、元は富士急グループとは関係ない貸切バス専業の事業者として設立された会社が富士急グループ入りしたものである。グループ入り後は甲府営業所の路線移管の受け皿として活用されたが、2014年12月1日、富士急山梨バス(現:富士急バス)に吸収合併されて会社としては消滅した。