安部 裕史(あべ ひろし、1958年 - )は、日本のアマチュア天文家。島根県松江市(旧・八束郡八束町)の自宅近くに観測所(IAUの天文台コード367 Yatsuka)を構える。 島根県八束郡八束町出身。神戸大学理学部卒。本職は市立病院職員。1993年10月8日に宮坂正大とともにを発見したのをはじめ、これまで28個の小惑星を発見・共同発見した。発見した小惑星へは、自身の観測地であるや、松江市に住んだことのある小泉八雲の本名にちなんだなど地元にちなんだ命名も多い。さらに2007年8月8日にはこぎつね座に当時9.5等の新星、こぎつね座V458星を発見している。 小惑星は、清里大友天文台(天文台コード894)で1991年にこの天体を発見した大友哲と村松修により、安部の名前に因んで名付けられたものである(M.P.C. 35482)