『女優』(じょゆう)は、1947年(昭和22年)12月29日公開の日本映画である。東宝製作・配給。監督は衣笠貞之助、主演は山田五十鈴。モノクロ、スタンダード、115分。 衣笠監督の戦後第3作目で、松井須磨子と島村抱月の恋愛事件を題材にした作品。同年に溝口健二監督が同じテーマの『女優須磨子の恋』を作っているが、評価は本作の方が高く、第21回キネマ旬報ベスト・テンで第5位となった。森繁久彌の映画初出演作である。