奈良府民(ならふみん)とは、奈良県に居住しながら県内ではなく大阪府および京都府、とりわけ大阪市内へ通勤を行う労働者を指す言葉である。奈良県民のおよそ8分の1を占める。参考までに付け加えると、奈良県は全国47都道府県中、最も県外就業率の高い県である事が各年の国勢調査より明らかになっている。また、京都府内への日常流動も京都市にある大学などに通学する者を中心として一定の数が存在する。 奈良府民は家に生活しに帰るためだけに奈良県に居住するため、地域への関心が薄いとされる。 「奈良府」は現在は存在してはいないが、かつては存在していた()。