奇網(きもう、rete mirabile ,複数形:retia mirabilia)は脊椎動物に見られる、動脈と静脈からなる構造である。これらの血管は非常に細く、ごく近接して配置されており、内部の血流は互いに逆方向になっている。これはと呼ばれ、熱・イオン・気体などを血管壁を通して効率よく交換することができる。"rete mirabile"はラテン語で"驚異的な網"を意味する。