大異教軍、大異教徒軍(英語: Great Heathen Army、古英語: mycel hæþen here)、大軍勢(英語: Great Army)または大デンマーク軍(英語: Great Danish Army)とは、865年もしくは866年に、キリスト教徒のアングロ・サクソン人が治めるイングランドに侵攻したノース人(ヴァイキング)の軍勢のことである。イースト・アングリア王国、マーシア王国、ノーサンブリア王国を打倒し、ウェセックス王国を滅亡寸前まで追い込み、イングランドのほぼ全域を征服した。現代のデンマークに居住していた人々を中心に、スカンディナヴィア半島やフリースラント、西フランク王国などヨーロッパ各地にいたヴァイキングによる大連合軍であった。