『大つごもり』(おおつごもり)は、樋口一葉の短編小説。1894年(明治27年)12月、「文學界」第24号に発表した。1896年(明治29年)には「太陽」(博文館)に再掲載されている。貧乏のもとに生まれた人たちが背負っていかなければならない人生を描いており、一葉の貧困生活の体験から生まれた作品。「大つごもり」は大晦日の意味。