新国立競技場基本構想国際デザイン競技(しんこくりつきょうぎじょうきほんこうそうこくさいデザインきょうぎ)は、2020年夏季五輪の開催都市決定前年、2012年(平成24年)に行われた国立競技場の建て替えのデザインコンペティション。 2012年7月13日に日本スポーツ振興センター(JSC)とは、コンペの実施を決定した。スポーツ施設が集積する明治神宮外苑の狭い立地ながら、「2019年9月のラグビーW杯(2009年(平成21年)7月28日に開催地決定)の会場使用に間に合うこと」「8万人規模」「開閉式の屋根(夏季五輪のメイン会場では初)」「延床面積約290,000m2」などの細かい指定 が募集要項に記載され、「総工事費は、約1,300億円程度を見込んでいる」とも記された。新聞見開き全面広告 では、「完成は2018年度」と記載された。 約2か月の募集期間の応募総数は計46件(海外34・国内12)あり、技術調査・予備審査・一次審査で11件(海外7・国内4)に絞られた。2012年(平成24年)11月15日、(第3回)での承認後、審査結果が発表され、イギリスのザハ・ハディドの作品が最優秀賞に決定した。最後まで競った他の2作品は、それぞれ優秀賞(オーストラリアのAlastair Richardson、Cox Architectur)と入選(日本の妹島和世、SANAA事務所+日建設計)となった。

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  • 新国立競技場基本構想国際デザイン競技(しんこくりつきょうぎじょうきほんこうそうこくさいデザインきょうぎ)は、2020年夏季五輪の開催都市決定前年、2012年(平成24年)に行われた国立競技場の建て替えのデザインコンペティション。 2012年7月13日に日本スポーツ振興センター(JSC)とは、コンペの実施を決定した。スポーツ施設が集積する明治神宮外苑の狭い立地ながら、「2019年9月のラグビーW杯(2009年(平成21年)7月28日に開催地決定)の会場使用に間に合うこと」「8万人規模」「開閉式の屋根(夏季五輪のメイン会場では初)」「延床面積約290,000m2」などの細かい指定 が募集要項に記載され、「総工事費は、約1,300億円程度を見込んでいる」とも記された。新聞見開き全面広告 では、「完成は2018年度」と記載された。 約2か月の募集期間の応募総数は計46件(海外34・国内12)あり、技術調査・予備審査・一次審査で11件(海外7・国内4)に絞られた。2012年(平成24年)11月15日、(第3回)での承認後、審査結果が発表され、イギリスのザハ・ハディドの作品が最優秀賞に決定した。最後まで競った他の2作品は、それぞれ優秀賞(オーストラリアのAlastair Richardson、Cox Architectur)と入選(日本の妹島和世、SANAA事務所+日建設計)となった。 翌2013年には2020年夏季五輪の東京開催が決まったが、メイン会場である国立競技場のザハ案は建設コストの大幅な膨らみにより2015年に白紙化され、再コンペが行われることとなった。 (ja)
  • 新国立競技場基本構想国際デザイン競技(しんこくりつきょうぎじょうきほんこうそうこくさいデザインきょうぎ)は、2020年夏季五輪の開催都市決定前年、2012年(平成24年)に行われた国立競技場の建て替えのデザインコンペティション。 2012年7月13日に日本スポーツ振興センター(JSC)とは、コンペの実施を決定した。スポーツ施設が集積する明治神宮外苑の狭い立地ながら、「2019年9月のラグビーW杯(2009年(平成21年)7月28日に開催地決定)の会場使用に間に合うこと」「8万人規模」「開閉式の屋根(夏季五輪のメイン会場では初)」「延床面積約290,000m2」などの細かい指定 が募集要項に記載され、「総工事費は、約1,300億円程度を見込んでいる」とも記された。新聞見開き全面広告 では、「完成は2018年度」と記載された。 約2か月の募集期間の応募総数は計46件(海外34・国内12)あり、技術調査・予備審査・一次審査で11件(海外7・国内4)に絞られた。2012年(平成24年)11月15日、(第3回)での承認後、審査結果が発表され、イギリスのザハ・ハディドの作品が最優秀賞に決定した。最後まで競った他の2作品は、それぞれ優秀賞(オーストラリアのAlastair Richardson、Cox Architectur)と入選(日本の妹島和世、SANAA事務所+日建設計)となった。 翌2013年には2020年夏季五輪の東京開催が決まったが、メイン会場である国立競技場のザハ案は建設コストの大幅な膨らみにより2015年に白紙化され、再コンペが行われることとなった。 (ja)
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  • 新国立競技場基本構想国際デザイン競技(しんこくりつきょうぎじょうきほんこうそうこくさいデザインきょうぎ)は、2020年夏季五輪の開催都市決定前年、2012年(平成24年)に行われた国立競技場の建て替えのデザインコンペティション。 2012年7月13日に日本スポーツ振興センター(JSC)とは、コンペの実施を決定した。スポーツ施設が集積する明治神宮外苑の狭い立地ながら、「2019年9月のラグビーW杯(2009年(平成21年)7月28日に開催地決定)の会場使用に間に合うこと」「8万人規模」「開閉式の屋根(夏季五輪のメイン会場では初)」「延床面積約290,000m2」などの細かい指定 が募集要項に記載され、「総工事費は、約1,300億円程度を見込んでいる」とも記された。新聞見開き全面広告 では、「完成は2018年度」と記載された。 約2か月の募集期間の応募総数は計46件(海外34・国内12)あり、技術調査・予備審査・一次審査で11件(海外7・国内4)に絞られた。2012年(平成24年)11月15日、(第3回)での承認後、審査結果が発表され、イギリスのザハ・ハディドの作品が最優秀賞に決定した。最後まで競った他の2作品は、それぞれ優秀賞(オーストラリアのAlastair Richardson、Cox Architectur)と入選(日本の妹島和世、SANAA事務所+日建設計)となった。 (ja)
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  • 国立競技場のデザインコンペ (2012年) (ja)
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