国立病院立ち枯れ作戦(こくりつびょういんたちがれさくせん)とは、1990年(平成2年)前後にかけて厚生省(当時)の内部で使われていた呼称で、国立病院の再編問題に際して、対象となる施設に必要な予算や人員を配置しないことで自然に淘汰させるという方針のことである。 日本共産党の国会議員、瀬古由起子が1999年(平成11年)、その旨記載のある厚生省内部文書を国会で暴露したことから知られるようになった。この方針は、「立ち枯れ政策」とも呼ばれた。