四川ダム(しかわダム)は、広島県福山市加茂町にある、一級河川・芦田川水系支流四川上流部に建設されたダムである。 広島県が施工した都道府県営ダムで、現在は広島県四川ダム管理事務所が管理を行う堤高58.9メートルの重力式コンクリートダムである。加茂川治水計画の一環として洪水調節と不特定利水(既得取水の安定化、河川環境の保全等)を目的とした補助治水ダムである。ダムによって形成された人造湖は、かつてダムのすぐ北側の絶壁上に存在し、毛利元就に攻略され消滅した宮氏の居城志川滝山城にちなんで城山湖(しろやまこ)と命名されている。