『嘆きのテレーズ』(なげきのテレーズ、Thérèse Raquin)は1953年のフランスのサスペンス映画。監督はマルセル・カルネ、出演はシモーヌ・シニョレとラフ・ヴァローネなど。エミール・ゾラの1867年の小説『』(原題同じ)を原作とし、舞台を現代(映画公開当時)に翻案した作品である。 1953年のヴェネツィア国際映画祭で銀獅子賞(当時は、最高賞である金獅子賞にノミネートされた複数の作品に対して授与される準グランプリに相当する賞)を受賞している。