善福寺(ぜんぷくじ)は兵庫県神戸市長田区にある浄土真宗本願寺派(西)の仏教寺院。山号は一乗山(いちじょうざん)。 本尊は阿弥陀如来。身の丈約2尺7寸。17世紀の作とされる。 天正元年(1573年)甲斐国の武田信虎の子息、武田上野介信久公が、本願寺第11代門主・顕如上人に帰依し教祐という法名を賜り、摂津国八部郡二ツ茶屋村(現・神戸元町5丁目)に小庵を建立したのを始まりとする。その後、二度の移転を経て現在の神戸市長田区の地に移転した。