周防国三十三観音霊場(すおうのくにさんじゅうさんかんのんれいじょう)は、室町時代の初期大内弘世(大内二十四代)が西国霊場を模して、旧周防国地域、現山口県の霊地に勧請したもの。具体的には山口県岩国市から山口市までの間にある観音を本尊とする三十三か所の霊場一帯を指す。