名古屋航空研究所(なごやこうくうけんきゅうじょ)とは、太平洋戦争時に大日本帝国海軍が三菱重工業大江工場内に秘密裏に設置した航空研究所である。略称は名航研。その存在や実態は謎に包まれており、資料はおろか当時の名古屋帝国大学内でも存在を知っている人は数少なく、現代でも、著名な航空史家のでさえ「名古屋航空研究所というのは聞いたことがない。初耳だ。」と話している。