吉田秀和賞(よしだひでかずしょう)は、音楽・演劇・美術などの各分野で、優れた芸術評論を発表した人に対して贈られる、吉田秀和芸術振興基金主催の賞である。副賞200万円。 1990年(平成2年)に、水戸芸術館開設を記念して設立され、現在に至る。審査委員ははじめ吉田、加藤周一、武満徹の3人体制。武満の死去後、林光が加わる。加藤の死去後は審査委員長の吉田と審査委員の林の2人体制となる。2012年、林と吉田が死去し、審査委員長が杉本秀太郎、審査委員が片山杜秀の2人体制となる。2015年、杉本が死去し、新しい審査委員として磯崎新が迎えられ、片山との2人体制となる。