古琵琶湖層群(こびわこそうぐん、英語: Kobiwako group)は、三重県から滋賀県にかけて分布する湖成層である。生成は新第三紀鮮新世から第四紀更新世にわたる。地層は厚さ500m以上あり、10枚以上の凝灰岩層を含む。ゾウやシカ類、サイなどの足跡化石や昆虫化石などが発見されている。日本最大の湖である琵琶湖の各時代の環境は、古琵琶湖層群の地層における各累層の泥・砂・礫の構成比率の違いにより示されている。