古無軽唇音(こぶけいしんおん)または無軽唇音説とは、清代の銭大昕(1728-1804年)による、中国語の上古音の音韻体系において、中古音の軽唇音(唇歯音)が存在しなく重唇音(両唇音)で発音されていたという説である。