『古典の批判的処置に関する研究』(こてんのひはんてきしょちにかんするけんきゅう)とは、『土佐日記』を事例として日本古典文学の原本復原の方法を論じた学術書。1941年(昭和16年)2月刊、池田亀鑑著。全三巻。池田が東京帝国大学に提出した学位請求論文(博士号取得は1948年〈昭和23年〉)であり、第一回日本文学報国会全国文学賞を受賞した。