『十津川警部の対決』(とつがわけいぶのたいけつ)は、西村京太郎の長編推理小説。1989年に講談社から刊行された。 十津川警部が犯人逮捕のために大掛かりなトラップを仕掛けて犯罪者を待ち受けるケースは多々あるが、今回はその警部が犯人に翻弄される側となっている。西村によると、この作品は純粋に犯人と探偵の頭脳戦を追求した結果、誕生したものだという。そして西村作品では珍しく鉄道が一切登場しない。