十市 遠忠(とおち/とおいち とおただ)は、戦国時代の武将。官位は従五位下・兵部少輔。大和国龍王山城主。 武勇に優れ、歌道(三条西実隆に師事)や書道にも通じ、文武両道の武将として十市氏の最盛期を築いたとされる。最大領域は十市郡・式上郡といった大和北西部を占め、遠く伊賀国までその領地を広げた。推定石高は6万石。