十一試特殊水上偵察機(じゅういちしとくしゅすいじょうていさつき)または十一試特種水上偵察機は、川西航空機と愛知航空機が試作した夜間偵察機。愛知が試作した機体は、1938年(昭和13年)に正式採用され、九八式水上偵察機となった。ここでは、川西航空機製作の機体(E11K1)について述べる。外観的には愛知機よりも進歩的であったが、安定性が悪く、不採用となった。