今市地震(いまいちじしん)は、1949年(昭和24年)12月26日に発生した栃木県今市市(現在の日光市)鶏鳴山付近を震源とする内陸地殻内地震。8時17分 M6.2と8時24分 M6.4の地震が8分の間隔をおいて続けて発生した。地表断層は出現せず、余震は、翌年3月下旬頃まで続いた。 当時はまだ限られた市町村にしか震度観測点がなく(周辺では日光市・宇都宮市のみ)、震度計で観測された最大震度は4だったが、震源に近い今市市付近では震度6程度の揺れであったと推定されており、甚大な被害が発生している。