人間円塔(にんげんえんとう)とは組体操の大技の一つで、人間ピラミッドと並んで演技のクライマックスでしばしば披露される。組体操の中では最も高く最も大きい技である。最下段の演技者の肩の上に二階の演技者の足をのせ、同様にしてさらに上の階を積み上げていく。組み立ては座った姿勢で行われ、組み立て完了後、下段から順番に立ち上がり、人間円塔は次第に高さを増していき、頂上が立ち上がると完成する。1982年に日本で立ち上がった六段円塔はギネスブックに記載された。 一般用語としては人間円塔と人間ピラミッドはしばしば混同される。本稿では組体操の人間円塔を説明する。