人文会(じんぶんかい)とは、日本のを得意とする20の出版社(内、休会1社)による業界団体である。1968年に設立された。設立趣旨は人文書の振興で、書店との協力の関係の元、人文書の棚のあり方を模索している。 設立当初の1960年代、書店での人文書の扱いは、棚に文芸書と一緒くたに、著者ごとに置かれてしまう程度の認識でしかなかった。その後の人文会の活動の成果もあって、書店には人文書コーナーが設けられるのが当たり前になり、そのなかでも学問分野ごとに棚が分類されるなど、人文書の地位の向上がなされた。