京都五番町事件(きょうとごばんちょうじけん)とは1955年(昭和30年)4月10日に京都市上京区五番町(仁和寺街道七本松西入る)で発生した傷害致死事件である。 当時この事件は日本の歓楽街で起こった小さな事件として新聞(朝日新聞)にも目立つことのない小見出しで掲載されたが、別人を逮捕してあとから真犯人が名乗り出たことや、当初逮捕された人物に有利な証言をおこなった証人を偽証罪で逮捕したことから、後に国会でその捜査手法が問われる事態に発展した。