久本 玄智(ひさもと げんち、1903年(明治36年)4月 - 1976年(昭和51年)3月21日)は、島根県生まれの作曲家、ピアノ演奏家、邦楽演奏家である。 5歳で失明した。東京盲学校卒業。山田流箏曲を初代(しょういん)に、ピアノ、声楽を舟橋栄吉に学ぶ。東京盲学校の教諭として勤務。東京教育大学教授を務めた。 日本で初めて点字楽譜で演奏した。東京盲学校出身の山田流筝曲家(1909-1984)、初世宮下秀冽(1909-1993)などと共に若い世代の新作邦楽は新邦楽と呼ばれた。 昭和51年(1976年)3月21日死去。享年72。