中野 孝憲(なかの たかのり、1936年7月23日 - 2016年4月12日)は、元大阪フィルハーモニー交響楽団のチェロ奏者であり、津軽三味線の奏者。 チェロの弓の使い方(UPとDOWN)記号を一般的な三味線用に使われていた三線譜に取り入れ、初めて津軽三味線用の楽譜を作った人物。 演奏家としての活動と共に、津軽民謡・津軽三味線を後世に伝えるために生涯を捧げた。 孝憲が育てた代表的津軽民謡・津軽三味線の後継者には、「第57代青森県民謡王座」である次女・中野みち子がいる。