世棄犬(よすていぬ)は、日本の漫画家、イラストレーター。主に成人向けの漫画雑誌で活躍する。 1994年、成年誌「コミックラッツ増刊」に世棄犬名義でデビュー。以後「」「コミックメガストア」などに成年向けの漫画作品を発表。成年誌での別ペンネームに品葉諸友(しなば もろとも)、馬利権造(ばり ごんぞう)、VARYGONZOなどがある。 寡作であり、描く内容が掲載の基準から外れることもあるため、漫画家としての活動期間に反して単行本数は少なく、また単行本未収録作品も多い。自身の作風に関して、単行本のあとがきで「(エロマンガとして)問題外」「絵を描くのが苦手」「マンガ描きとして適正ゼロ」などと自虐的に批評しており、2008年に発売された『世棄犬廃品集Ⅰ』と『世棄犬廃品集Ⅱ』に収録されている連載作品「国防戦隊Jレンジャー」は全12話中冒頭2話のみ雑誌掲載で、残りはボツになった話と描き下ろしで構成されている。この「廃品集」というタイトルも、真面目に描く時には絶対にしない「安易なネタ」「時事批評」「昔のボツネタ」などを扱った本だからという理由で付けられている。

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  • 世棄犬(よすていぬ)は、日本の漫画家、イラストレーター。主に成人向けの漫画雑誌で活躍する。 1994年、成年誌「コミックラッツ増刊」に世棄犬名義でデビュー。以後「」「コミックメガストア」などに成年向けの漫画作品を発表。成年誌での別ペンネームに品葉諸友(しなば もろとも)、馬利権造(ばり ごんぞう)、VARYGONZOなどがある。 寡作であり、描く内容が掲載の基準から外れることもあるため、漫画家としての活動期間に反して単行本数は少なく、また単行本未収録作品も多い。自身の作風に関して、単行本のあとがきで「(エロマンガとして)問題外」「絵を描くのが苦手」「マンガ描きとして適正ゼロ」などと自虐的に批評しており、2008年に発売された『世棄犬廃品集Ⅰ』と『世棄犬廃品集Ⅱ』に収録されている連載作品「国防戦隊Jレンジャー」は全12話中冒頭2話のみ雑誌掲載で、残りはボツになった話と描き下ろしで構成されている。この「廃品集」というタイトルも、真面目に描く時には絶対にしない「安易なネタ」「時事批評」「昔のボツネタ」などを扱った本だからという理由で付けられている。 成年誌での活動と平行して、1997年、青年誌である「月刊アフタヌーン」にて、博内和代(はかない かずよ)名義の作品『チャックのある風景』がアフタヌーン四季賞夏のコンテストの四季大賞を受賞する。以後このペンネームで同誌に読切りの短編作品『外環視点』『バナナ チ○コ』『SEA SIDE SOUVENIR』を発表。2002年以降は博内和代名義での作品発表はされておらず、またこれらの作品を収録した単行本も未刊のままである。 (ja)
  • 世棄犬(よすていぬ)は、日本の漫画家、イラストレーター。主に成人向けの漫画雑誌で活躍する。 1994年、成年誌「コミックラッツ増刊」に世棄犬名義でデビュー。以後「」「コミックメガストア」などに成年向けの漫画作品を発表。成年誌での別ペンネームに品葉諸友(しなば もろとも)、馬利権造(ばり ごんぞう)、VARYGONZOなどがある。 寡作であり、描く内容が掲載の基準から外れることもあるため、漫画家としての活動期間に反して単行本数は少なく、また単行本未収録作品も多い。自身の作風に関して、単行本のあとがきで「(エロマンガとして)問題外」「絵を描くのが苦手」「マンガ描きとして適正ゼロ」などと自虐的に批評しており、2008年に発売された『世棄犬廃品集Ⅰ』と『世棄犬廃品集Ⅱ』に収録されている連載作品「国防戦隊Jレンジャー」は全12話中冒頭2話のみ雑誌掲載で、残りはボツになった話と描き下ろしで構成されている。この「廃品集」というタイトルも、真面目に描く時には絶対にしない「安易なネタ」「時事批評」「昔のボツネタ」などを扱った本だからという理由で付けられている。 成年誌での活動と平行して、1997年、青年誌である「月刊アフタヌーン」にて、博内和代(はかない かずよ)名義の作品『チャックのある風景』がアフタヌーン四季賞夏のコンテストの四季大賞を受賞する。以後このペンネームで同誌に読切りの短編作品『外環視点』『バナナ チ○コ』『SEA SIDE SOUVENIR』を発表。2002年以降は博内和代名義での作品発表はされておらず、またこれらの作品を収録した単行本も未刊のままである。 (ja)
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  • 世棄犬(よすていぬ)は、日本の漫画家、イラストレーター。主に成人向けの漫画雑誌で活躍する。 1994年、成年誌「コミックラッツ増刊」に世棄犬名義でデビュー。以後「」「コミックメガストア」などに成年向けの漫画作品を発表。成年誌での別ペンネームに品葉諸友(しなば もろとも)、馬利権造(ばり ごんぞう)、VARYGONZOなどがある。 寡作であり、描く内容が掲載の基準から外れることもあるため、漫画家としての活動期間に反して単行本数は少なく、また単行本未収録作品も多い。自身の作風に関して、単行本のあとがきで「(エロマンガとして)問題外」「絵を描くのが苦手」「マンガ描きとして適正ゼロ」などと自虐的に批評しており、2008年に発売された『世棄犬廃品集Ⅰ』と『世棄犬廃品集Ⅱ』に収録されている連載作品「国防戦隊Jレンジャー」は全12話中冒頭2話のみ雑誌掲載で、残りはボツになった話と描き下ろしで構成されている。この「廃品集」というタイトルも、真面目に描く時には絶対にしない「安易なネタ」「時事批評」「昔のボツネタ」などを扱った本だからという理由で付けられている。 (ja)
  • 世棄犬(よすていぬ)は、日本の漫画家、イラストレーター。主に成人向けの漫画雑誌で活躍する。 1994年、成年誌「コミックラッツ増刊」に世棄犬名義でデビュー。以後「」「コミックメガストア」などに成年向けの漫画作品を発表。成年誌での別ペンネームに品葉諸友(しなば もろとも)、馬利権造(ばり ごんぞう)、VARYGONZOなどがある。 寡作であり、描く内容が掲載の基準から外れることもあるため、漫画家としての活動期間に反して単行本数は少なく、また単行本未収録作品も多い。自身の作風に関して、単行本のあとがきで「(エロマンガとして)問題外」「絵を描くのが苦手」「マンガ描きとして適正ゼロ」などと自虐的に批評しており、2008年に発売された『世棄犬廃品集Ⅰ』と『世棄犬廃品集Ⅱ』に収録されている連載作品「国防戦隊Jレンジャー」は全12話中冒頭2話のみ雑誌掲載で、残りはボツになった話と描き下ろしで構成されている。この「廃品集」というタイトルも、真面目に描く時には絶対にしない「安易なネタ」「時事批評」「昔のボツネタ」などを扱った本だからという理由で付けられている。 (ja)
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  • 世棄犬 (ja)
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