下野の女夫マツ(しもののめおとマツ)は、岐阜県中津川市下野に生育していたアカマツの巨木である。ほとんど同じ大きさのアカマツ2株が下部で互いに接着し、さらに地上部では一方の木から分岐した枝が他方の木に癒着して「連理」状態になったものであった。この木は1931年(昭和6年)に国の天然記念物に指定されたが、後に枯死して1988年(昭和63年)6月29日付で天然記念物指定を解除されている。