『三事忠告』(さんじちゅうこく)は、中国元代の官僚で儒学者の張養浩が著した政治指南書。民衆を指導していく立場にある政治家・役人が持つべき信念・道徳が説かれている。内容は『廟堂忠告』、『風憲忠告』、『牧民忠告』から成っており、それぞれ、内閣大臣、法務警察関係者、地方行政担当者に宛てる忠告という形をとって書かれている。