一心会事件(いっしんかいじけん)とは、2006年10月に、公安1部が一心会という「団体」を北朝鮮の工作員と接触した容疑で、摘発したという事件である。 容疑をかけられた者と国家保安法廃止論者は、「一心会という団体は存在せず、証拠も示されていない」と一心会を否定しているのは勿論、「この事件は国家保安法による弾圧だ」と主張している。 一方、裁判所も一心会が団体性を欠いており、一心会の存在を否定しているが、事件に関連した当事者たちは、国家保安法違反で処罰された。