『一九二八年三月十五日』(せんきゅうひゃくにじゅうはちねんさんがつじゅうごにち)は、小林多喜二によるプロレタリア文学の小説作品。1928年3月15日、日本共産党の党員が大量検挙された三・一五事件が発生した際の北海道小樽市の様子を描いている。雑誌『戦旗』の1928年11月号と12月号に掲載された。多喜二にとって事実上の文壇デビュー作であった。 多喜二はこの小説によって、官憲による弾圧事件の告発を試みた。