ヴェガヴィス(学名:Vegavis)は、南極半島付近に位置するヴェガ島から化石が産出した、絶滅した基盤的な鳥類の属。現生のガチョウほどの体躯で、約6600万年前に生息した。標本には従来化石として保存されにくい軟体部である鳴管が確認されている。 ヴェガヴィスは代謝が高く、そのため南極大陸という高緯度地域でも生存が可能であった。また、ある程度の骨硬化も示しており、と共通する。これは潜水行動におけるバリエーションに関連している可能性がある。