ローレル指数(ローレルしすう、Rohrer index)は児童・生徒の肥満の程度を表す体格指数。フリッツ・ローラー(Fritz Rohrer, 1888年 - 1926年、生理学、スイス)によって提唱され、原音に近い表記は「ローラー」となる。 日本では学童期小児の体格判定に用いられてきたが、身長の影響を大きく受けるため、年齢や性別によって標準値が変動するという欠点がある。小学校低学年では120から140まで、高学年では110から135までぐらいを呈する。 以下の計算式で示される。 体重が(kg)、身長が(m)の人のローレル指数は、 で表される。例えば身長140cm (1.4m)、体重35kgの場合、 となる。単位は“kg/m3”。 ローレル指数が130程度で標準的な体型とされ、プラスマイナス15程度に収まっていれば標準とされる。また、プラス30以上となると太りすぎ、マイナス30以下となると痩せすぎと判断される。肥満の判定基準は160以上で、一般には120から130までが正常とされている。 ローレル指数はあくまで学童を対象とした指数であるため、成人(高校生以上)に対してはボディマス指数 (BMI) を使うことが多い。

Property Value
dbo:abstract
  • ローレル指数(ローレルしすう、Rohrer index)は児童・生徒の肥満の程度を表す体格指数。フリッツ・ローラー(Fritz Rohrer, 1888年 - 1926年、生理学、スイス)によって提唱され、原音に近い表記は「ローラー」となる。 日本では学童期小児の体格判定に用いられてきたが、身長の影響を大きく受けるため、年齢や性別によって標準値が変動するという欠点がある。小学校低学年では120から140まで、高学年では110から135までぐらいを呈する。 以下の計算式で示される。 体重が(kg)、身長が(m)の人のローレル指数は、 で表される。例えば身長140cm (1.4m)、体重35kgの場合、 となる。単位は“kg/m3”。 ローレル指数が130程度で標準的な体型とされ、プラスマイナス15程度に収まっていれば標準とされる。また、プラス30以上となると太りすぎ、マイナス30以下となると痩せすぎと判断される。肥満の判定基準は160以上で、一般には120から130までが正常とされている。 ローレル指数はあくまで学童を対象とした指数であるため、成人(高校生以上)に対してはボディマス指数 (BMI) を使うことが多い。 (ja)
  • ローレル指数(ローレルしすう、Rohrer index)は児童・生徒の肥満の程度を表す体格指数。フリッツ・ローラー(Fritz Rohrer, 1888年 - 1926年、生理学、スイス)によって提唱され、原音に近い表記は「ローラー」となる。 日本では学童期小児の体格判定に用いられてきたが、身長の影響を大きく受けるため、年齢や性別によって標準値が変動するという欠点がある。小学校低学年では120から140まで、高学年では110から135までぐらいを呈する。 以下の計算式で示される。 体重が(kg)、身長が(m)の人のローレル指数は、 で表される。例えば身長140cm (1.4m)、体重35kgの場合、 となる。単位は“kg/m3”。 ローレル指数が130程度で標準的な体型とされ、プラスマイナス15程度に収まっていれば標準とされる。また、プラス30以上となると太りすぎ、マイナス30以下となると痩せすぎと判断される。肥満の判定基準は160以上で、一般には120から130までが正常とされている。 ローレル指数はあくまで学童を対象とした指数であるため、成人(高校生以上)に対してはボディマス指数 (BMI) を使うことが多い。 (ja)
dbo:wikiPageID
  • 1294129 (xsd:integer)
dbo:wikiPageLength
  • 1091 (xsd:nonNegativeInteger)
dbo:wikiPageRevisionID
  • 90578975 (xsd:integer)
dbo:wikiPageWikiLink
prop-ja:wikiPageUsesTemplate
dct:subject
rdfs:comment
  • ローレル指数(ローレルしすう、Rohrer index)は児童・生徒の肥満の程度を表す体格指数。フリッツ・ローラー(Fritz Rohrer, 1888年 - 1926年、生理学、スイス)によって提唱され、原音に近い表記は「ローラー」となる。 日本では学童期小児の体格判定に用いられてきたが、身長の影響を大きく受けるため、年齢や性別によって標準値が変動するという欠点がある。小学校低学年では120から140まで、高学年では110から135までぐらいを呈する。 以下の計算式で示される。 体重が(kg)、身長が(m)の人のローレル指数は、 で表される。例えば身長140cm (1.4m)、体重35kgの場合、 となる。単位は“kg/m3”。 ローレル指数が130程度で標準的な体型とされ、プラスマイナス15程度に収まっていれば標準とされる。また、プラス30以上となると太りすぎ、マイナス30以下となると痩せすぎと判断される。肥満の判定基準は160以上で、一般には120から130までが正常とされている。 ローレル指数はあくまで学童を対象とした指数であるため、成人(高校生以上)に対してはボディマス指数 (BMI) を使うことが多い。 (ja)
  • ローレル指数(ローレルしすう、Rohrer index)は児童・生徒の肥満の程度を表す体格指数。フリッツ・ローラー(Fritz Rohrer, 1888年 - 1926年、生理学、スイス)によって提唱され、原音に近い表記は「ローラー」となる。 日本では学童期小児の体格判定に用いられてきたが、身長の影響を大きく受けるため、年齢や性別によって標準値が変動するという欠点がある。小学校低学年では120から140まで、高学年では110から135までぐらいを呈する。 以下の計算式で示される。 体重が(kg)、身長が(m)の人のローレル指数は、 で表される。例えば身長140cm (1.4m)、体重35kgの場合、 となる。単位は“kg/m3”。 ローレル指数が130程度で標準的な体型とされ、プラスマイナス15程度に収まっていれば標準とされる。また、プラス30以上となると太りすぎ、マイナス30以下となると痩せすぎと判断される。肥満の判定基準は160以上で、一般には120から130までが正常とされている。 ローレル指数はあくまで学童を対象とした指数であるため、成人(高校生以上)に対してはボディマス指数 (BMI) を使うことが多い。 (ja)
rdfs:label
  • ローレル指数 (ja)
  • ローレル指数 (ja)
owl:sameAs
prov:wasDerivedFrom
foaf:isPrimaryTopicOf
is dbo:wikiPageDisambiguates of
is dbo:wikiPageRedirects of
is dbo:wikiPageWikiLink of
is owl:sameAs of
is foaf:primaryTopic of