ルテル伯(フランス語:Comte de Rethel)は、フランスのルテルを支配した貴族。ルテル伯領は当初は独立した伯爵により支配されていたが、後にヌヴェール伯、フランドル伯そして最終的にブルゴーニュ公により支配された。1405年、伯領はPairie de Franceとなり、1581年に公領に陞爵した。1663年、ルテル公領はマザラン公領となった。 ルテル伯家は十字軍の時代に活躍した。エルサレム王ボードゥアン2世はルテル伯ジェルヴェおよびルテル女伯マティルドの兄弟であり、姉妹のベアトリスはキリキア・アルメニア王国レヴォン1世と結婚した。